英語学習&キャリアUP Q&A

Q1. TOEIC800点・準1級合格レベルなのですが、どれぐらい勉強すれば英語で生計を立てて行けるようになれるのでしょうか。

英語で生計を立てる方法は次の8つに別れ、それぞれスキルのレベルが異なります。

  • 1.英語事務
  • 2.英語講師
  • 3.英語を使った営業
  • 4.通訳
  • 5.通訳案内士
  • 6.翻訳士
  • 7.英文記者・ライター
  • 8.英語教育教材製作・英語教育図書ライター

まず、1の英語事務に関しては、内容にもよりますが、レベル4(英検準1級・TOEIC 750点)ぐらいで何とかこなせるでしょう。英語で簡単な電話や通訳もできますが、話が少し複雑になってくると、次のレベル3(英検1級A落ち・TOEIC 860点)ぐらいが必要です。実際、アクエアリーズで勉強してレベル4から3に達し、海外と交渉や営業や通訳業務についた人が見受けられます。しかし、もっと交渉やプレゼン能力など高度な英語力を要求される場合は次のレベル2までUPさせる必要があります。各レベルUPには、上記のように、しっかりしたプログラムで1日2時間ぐらい、約1年間は勉強する必要があります。

次の英語講師に関しては、教える生徒のレベルよって変わりますが、将来、大学や企業でのTOEIC講座を教えたい人なら、最低レベル2までUPさせておく必要があります。また、アクエアリーズの講師を目指す人は、各資格試験を何度受けても余裕合格できる「英語の実力」を身につける必要があります。

通訳・通訳案内士に関しては、資格試験対策勉強と同時に、レベル3ぐらいに達すれば、ボランティアでも何でもいいので、実際の仕事の経験を積んでおく必要があります。そうすれば、レベル2になった時に、経験と人脈がある程度あるのでプロとして活躍しやすくなります。

翻訳業に関しては、英日と日英翻訳があって、特許翻訳によく見られる前者なら、レベル3ぐらいから始めることができますが、ニーズの高い後者は、レベル1の人でないと難しいでしょう。準1級レベルの人がそのレベルまで達するには3年ぐらい集中勉強する必要がありますが、普通は英検1級レベルになると気が緩んで、それまでのような気迫で勉強しない場合が多いので、最初から志を立て、気を抜かずに勉強する覚悟が必要です。

最後の英文教材制作や英文ライターは、制作するコンテンツのレベルにもよりますが、簡単なものならレベル2でも作れますが、高度な内容のものの場合は、レベル2で見習いとなって2~3年修行しながら経験を積み、レベル1で1人前になるケースが一般的です。

Q2. アクエアリーズで講座を取って勉強するのと独学との違いはなんですか。

英検1級や通訳案内士などは、司法試験の対策勉強と違って、独学する人が多いようですが、アクエアリーズで資格対策勉強すると次のようなメリットがあります。

  1. 英語の勉強の仕方が大きく変わる(独学では英語の学習方法が根本的にわからないため、バランスの悪い、英語のセンスの身につかない「受信型の勉強」になっている場合がほとんどですが、英語発信力・英語基礎体力を同時にUPさせる効果的な英語学習法を学ぶことができる。)
  2. 効果的英語力UPプログラムに基づいて勉強するので、英語の勉強のペースをつかんで効率よく勉強でき、英語基礎体力も数段UPする。
  3. 講師と受講者と授業の3つから刺激を受けるので英語学習のモチベーションが数段UPする。
  4. クラスや楽しいイベントを通じて、英語学習者や講師とのネットワークができると同時に、英語学習や英語の仕事に関する情報が手に入る。
  5. アクエアリーズ出版物や市販の英語学習教材などの設備を利用できる。
  6. 英語を活かした仕事の斡旋を受けることができる。
  7. 担当講師とエジュケーショナルカウンセラーの両方からガイダンスとサポートを受けられるので、勉強がくじけそうになっても立ち直って続けることができる。
  8. 英悟の超人Ichy Uedaに、留学対策指導から英語のプロ・達人の道へとガイダンスを受けることによって、夢の実現とcharacter developmentが可能になる。

このように、独学と違って、アクエアリーズの講座を取ることには以上8つのメリットがあります。ですからスキルUPのために時間と労力を投資する価値は十分にあると思います。事実、大阪クラスでは、和歌山、三重、岡山、広島、愛媛、名古屋、長野から、東京クラスでは、横浜、厚木、栃木、群馬、新潟、福島、仙台から、アクエアリーズの門をたたく受講者は後を絶ちません。

Q3. アクエアリーズでの仕事の斡旋について教えてください。

まず講師の仕事に関しては、受講者の中で意欲的な人に、提携しているベルリッツを通して、大学・企業でのTOEIC、TOEFL講座講師の仕事の斡旋しており、また優秀な人には、アクエアリーズでの準1級、1級、TOEIC、通訳案内士などの講座講師の仕事のチャンスを提供しています。通訳(案内士)・翻訳業務に関しては、提携している通訳・翻訳エージェンシーを通して、レベル2の人に業務を依頼する時があります。最後の英文教材制作に関しては、レベル3から1の人に、年間約6~9冊のプロジェクトに参画する機会を提供しています。

Q4. ボキャブラリーとエッセイライティングが非常に弱く、両方で30点が取れず、リーディングとリスニングは両方で45点は取れるので、いつも合格点に2点から5点足りず、苦しんでいますが、英検1級に受かることができるでしょうか?

ボキャブラリーとエッセイライティングのスコアが最も伸びやすく、半年ぐらいの努力で10点UPし、英検1級に合格することができます。

ほとんどの人に言えることですが、中学高校の時は単語テストがあったのでボキャビルできましたが、大学に入るとそれがなくなったために、高校卒業までに5000語水準ぐらいまであった語彙力が、落ちているかあまり変わっていないのが現状です。アクエアリーズでは、効果的かつインテンシブなボキャビルによって、洋書、洋雑誌、英語放送をエンジョイできる語彙力(3000語Input)を、英検準1級・1級・国連英検特A対策を通して身につけていきます。エッセイライティングに関しては、ほとんどの人が英語圏での国語の授業を受けていないので、英文ライティングの基本がわかっていません。そこで、英語の論理の組み立て方や英文法を学び、運用語彙を増やすことによって最短距離でエッセイライティングのスキルとスコアを伸ばしていくことができます。

Q5.英検1級のリスニングテストが難しく、スコアがなかなか上がらず合格しませんが、どうしたらいいでしょうか?

諦める必要はありません。リスニング問題攻略法を学び、シャドウイングによってリスニング基礎体力をUPさせれば大丈夫です。英検1級を30年近く教えていますが、英検1級1次試験は、10数年前は、150点満点で語彙問題が40点(27%)、マーク式読解問題が30点(20%)、英文和訳・サマリー問題が40点(27%)、和文英訳問題が20点(13%)、リスニング問題が20点と(13%)でしたが、現在は、語彙25問(22%)、読解(23%)、ライティング(25%)、リスニング(30%)と、リスニング問題の比率が激増しています。その結果、かつては大学入試の延長的な面があったのに対して、今は帰国生や交換留学経験者が有利な問題になっており、日本で英語の勉強をしてリスニングが弱い人に不利なテストとなっています。しかし、現在は昔と違って、CNNなどの英語放送がすぐに聞ける環境となっているので、毎日たとえ30分でもいいので、そういった英語放送(スクリプトのついたCNN Expressのようなもの)をシャドウイングし、アクエアリーズの英検1級問題分析と対策であるような攻略法を会得すれば、その試練を乗り越えることができます。

Let's enjoy the process!(陽は必ず昇る!)
Q6. スピーキングの経験がほとんどなく、日本で勉強しているために英語を使う機会もほとんどないのですが、英検1級2次試験にパスできるのですか?

もちろんです。英検1級2次試験は、単なる英会話のテストではなく、「英語の運用力+論理的分析力&発信力(日本語でもいい)+社会情勢の知識力」を同時にテストできる素晴らしい試験です。試験では5つのトピックが与えられるので、たまたま簡単なトピックが当たればそれほど実力がなくても70点ぐらいでパスできるでしょうが、どんなトピックでもこなし、何度受けても80点以上の高得点で合格できる人は、その3つを兼ね備えた実力者と言えます。トピックが社会問題で、この3つが必要であると言うことは、英語の運用力に多少の問題があっても、論理的分析力と社会情勢の知識で十分カバーできるということです。実際、アクエアリーズでも85点以上の高得点でパスしている人は、英語が流暢と言うよりも、試験官の心を動かすようなwisdomを感じさせる内容の質疑応答ができた人です。ですから帰国生がぺらぺらと英語をしゃべるのを聞いても引け目を感じる必要がありません。アクエアリーズでアーギュメントトレーニングを受けて、社会問題に関して深い洞察と見識を感じさせる発言ができるようになれれば、必ずや高得点で合格できるようになります。

Q7. 高校1年生で英検2級を取った子供がいるのですが、2年間でどれぐらい伸びますか?またクラスについていけるでしょうか?

中学高校生の場合、いわゆる帰国生とそうでない場合で異なります。帰国生は、レベルにもかなり個人差がありますが、リスニングが強い反面、語彙がなかなか覚えられないという弱点があります。アクエアリーズは、ボキャビルに力を入れているので、帰国生と言えでもチャレンジングですが、その半面、帰国生でなくても、真面目に勉強すれば授業についていくこともできるし、着実に英語力を伸ばすこともできます。英検1級試験対策講座の受講者で2次試験を95点で合格した中学2年生の帰国生もいれば、英検1級を2点落ちした帰国生ではない小学5年生の生徒もいましたが、要は本人と親のやる気しだいで、帰国かどうかの違いを超えてめきめき英語力が伸ばすことができます。とにかく少しでもアクエアリーズで正しい英語の勉強法を身につけ、頑張ってついていくことです。高校生の学力の伸びは目を見張るものがあり、帰国生でなくてもアクエアリーズで努力すれば、高校1年で英検2級、2年で準1級、3年で1級と伸びていくことも珍しくはありません。また、帰国生が中学で準1級、高校で1級と比較的少ない努力でパスしたとしても、そうでない人でも頑張れば、高校で準1級、大学2年までに1級にパスできるので、長い人生ではたいした違いはありません。

Q8. 50歳を過ぎて記憶力が衰えてきたのですが、対策勉強をすれば各種資格試験にパスできるのでしょうか?

年齢と共に記憶力が衰えていくのはやむをえません。その結果、語彙を覚えるのに苦労したり、リスニング問題で、どんどん聞いた情報を忘れてしまったりしがちです。しかし、それをオフセットするのが、効果的なボキャビルであったり、リスニング選択肢先読み攻略法であったりします。ボキャビルの場合、授業までに各単語のコロケーションを年の数だけ音読し、クラスで語彙テストを受け、それらの語彙の覚え方のおもしろい解説を聞き、家に帰ってからは、それを録音したものをもう一度聞いて記憶を強化し、単語記憶カードでもう一度記憶をチェックしたり、普段から歩きながらCDを常に聞くといったプロセスを経れば、絶対に年齢関係無しに一気に語彙を増やすことができます。要はcommitmentの問題です。しかも、背景知識は年齢と共に増大していくので、そういった能力の低下をカバーするための知識を身につければいいのです。年を取っているからと言って若い人と比較してやる気を失ったり、言い訳したりせず、「試練と逆境を乗り越える姿こそ美しい」と見なし、ナンバーワン(相対性)ではなくオンリーワン(絶対性)を目指す姿勢で々精進しましょう。

Let's enjoy the process!(陽は必ず昇る!)
Q9.通信教材セットとライブ版通信講座との違いは何ですか?

前者は、各種資格テストに合格するための教材とそのレクチャーテープで構成されており、添削は1回しかついていませんが、後者は、英悟の超人Ichy Uedaによるライブ版授業で、レクチャーCDが4時間×20回と添削は授業の回数分、つまり20回もついています。さらに、後者はライブ版なので臨場感溢れます。どちらもそれなりにためになりますが、後者のほうが刺激的でモテイベーションを維持できるでしょう。少々お金はかかっても、講師の熱気や勢いを感じて勉強意欲を高めたい人は、ライブ版がお薦めですが、そういった熱気はなくても最短距離で教材をこなして行きたい人には通信教材セットで勉強すればいいでしょう。

Q.10 宿題と教材が多いと聞いていますが、こなせる自信がありませんが大丈夫ですか?

各クラスとも、宿題が多いのはボキャビルだけです。というのは、英語力UP10の3大要素である、語彙力・文法力・論理力のうちの語彙力(イディオム、表現力を含む)が4割を占めており、語彙力がUPすれば、語彙問題で得点がUPするばかりか、読解力、リスニング力、ライティング力、スピーキング力UPにもつながるからです。よって最初の頃は「正しいやり方(英語の定義で理解し、コロケーション音読&リプロで運用語彙にし、語感を養う)」、語彙力UPトレーニングに1時間ぐらいかけて欲しいので、相応の宿題を出しているわけです。アクエアリーズの語彙テストは、最初は宿題の範囲を準備して60%しかとれなくても、1年後には準備無しで80%取れるようになり、英検1級合格はもちろん、どんな英字誌、英語放送でもエンジョイできる「実力英検1級」になるように作られているのでとてもチャレンジングです。しかし、その準備勉強とテキストは、"required"と“recommended"に分けてあるので、時間の無い人や語威力の弱い人や記憶力の弱い人は、最初はrequiredのものを6割でも覚えるようにするところから徐々にステップアップすることもできます。毎週の語彙テストで悪い成績を取ったからといって学校の成績が下がり、進学できなくなるというわけではないので、どんな人でもその人のペースで勉強することができます。

Q.11 受講をするのにクラス分けやレベルチェックがあるのですか。

各クラスとも受講スタート時のレベルは大体同じなので、受講に当たってレベルチェックする必要はありませんが、基本的に、受講者は授業スタートまでにインタビューをして、その人の検定試験でのスコアや希望を基に、その人に合ったクラスに入れるように取り計らっています。

Q.12 合格率は高いのですか?

それはそのタームの受講者のレベルによって異なります。合格まであと5点足りない受講者が大半を占める場合は合格率がはね上がり、準1級ぎりぎり合格レベルの人が大半を占める場合だと10名のクラスで1~2名にまで下がります。普通は合格まで5点足りなくて伸び悩んでいるA落ちの人が1タームで、合格まで20点足りない人が1タームで10点伸びたというケースが多いですが、中には1タームで30点伸び、95点で合格したり、B落ちの人が3ヶ月で合格する場合もあれば、スランプのために1~2点落ちで1年間粘る人まで様々です。就職に役立てるために資格だけ先に取りたいという人には攻略法を教えてできるだけ早くパスできるようにする場合もありますが、対策勉強を通して資格取得とスキルUPの両方を目指して仕事に生かしたい場合は、3ヶ月ぐらいで試験にパスするのではなく、1年間しっかり勉強して英語の実力を実につけてから合格してほしいものです。キャリアUPを含め、何が自分にとって1番重要かを見極める必要があります。でないとしばらく勉強しないとまたもとのレベル逆戻りになってしまっては何のために勉強したかわからなくなってしまいます。実際に仕事をし始めたときに「よくそのレベルで英検1級合格したな」と言われたりすることがないようにしなければなりません。

Q.13 受講者の年齢層はどのようになっていますか?

下は2級・準1級・1級合格を目指す小学生から、上は75歳ぐらいの受講生まで多岐に渡っています。才能開発のために早くから一流の英語教育を受けさせようとされる教育熱心なご両親から、キャリアUPのために資格取得を目指す人、生涯学習としてはりのある人生を送りたいという人に至るまで、様々なニーズに自信を持って応えられるプログラムと講師を提供できると自負しています。

Q.14 英検1級2次試験対策のスキルUPの点で、ネイティブの講師と日本人講師の違いは何ですか?

まず、講師がディベート・アーギュメントのトレーニングを受けているか、社会情勢の洞察と分析力が優れているかどうかが問題です。日本人と日本語で社会問題を議論する場合でも、田原総一朗氏、舛添要一氏、大前研一氏のような学識経験者と一般の日本人とでは雲泥の差があります。日本人講師の場合(特にアクエアリーズでは)、ネイティブ講師と違って、より試験問題の傾向を分析し、社会問題を研究し、より効果的な対策を立てようとするのでピンポイントに対策指導ができると思います。それから、日本人受験者の全員が英語よりも日本語の表現力が数段上なので、講師がバイリンガルの場合、自分の言いたいハイレベルの日本語を英語でどう表現するかの指導を受けることができます。例えば、悪循環を断ち切る(break the vicious circle)、惰性を破る(break the power of inertia)、諸刃の剣である(double-edged sword)、広まる所得格差を縮める(even out the yawning income disparity)、相乗[波及]効果をもとらす(have a multiplier[ripple] effect)、年金支給年齢を上げる(raise the starting age of pension provision)など社会問題を語るのに役に立つ表現を、日本人講師からは効果的に学ぶことができます。ところでアクエアリーズでは、米国コミュケーションの大学院で志願者100名以上の中でトップ10名に選ばれ、大学でネイティブの大学生に異文化間コミュニケーションやスピーチの指導経験のある、教養あるネイティブと互角で格調高い英語を豪速で話せる英悟の超人Ichy Ueda氏は、シミュレーションテストを除いて、直接指導しますが、それ以外の講師の場合は、まず日本人講師が攻略法を教え、表現力UPをし、トレーニングした後、次の週にはネイティブによる模擬テストを行うことによって最大の効果を得られるでしょう。

Q.15 英語の発信力に自信が無いのですが、英検対策勉強によって英語のスピーキング力UPができるのでしょうか?

それは英検対策勉強の仕方次第です。英語の発信力をUPさせるには、ボキャビルの仕方が重要と言いましたが、それは読解・リスニング力UPトレーニングにもあてはまります。英語にはspoken Englishとwritten Englishがあり、その特徴の1つは、前者は動詞的で、後者は形容詞的であるということです。例えば、「時間がかかる」、「意志が強い」「やっかいである」を両方で表現すると、it takes a long time→it's time-consuming、He has strong willpower→He is strong-willed、it gives me a lot of trouble→it's troublesomeといった具合です。このように英語の勉強やボキャビルをするときは、常にspoken Englishはwritten Englishに、written Englishはspoken Englishに変換させるように心がければ、英語表現力はどんどんとUPしていきます。また、読解問題やリスニング問題を解く時も、パッセージが発信力UPにつながる英文であると判断した時は何度も音読したりして、とにかく単に4択の問題集を解くだけではなく、発信型の勉強しなくてはなりません。この違いは数年間で大きな違いを生むわけです。